ヴァイブ
リビングに戻ると、真帆はもういなかった。

少しホッとしながら、玲二の部屋に入って

ベッドへと潜り込んだ。

玲二は既に寝息をたてている。


さっき、玲二に触られた部分が…熱い。

違う男とSexしても、何も感じなくて

一生懸命、腰振ってんなぁ…

ぐらいにしか思わなかったのに。


もぞもぞと、玲二の手を掴んだ。


この手で…最後までされたら、私はどうなるの…?


早く…玲二に犯されたい…。



さっき…他の男とSexした後に

今までは感じる事がなかったモノを感じたんだ。

…罪悪感。


そんなもの、感じる必要なんてないのに…


玲二を振り払いたかったくせに

玲二に追い掛けほしいなんて…

矛盾してる。


わかってる。


わかってるけど……………


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