ヴァイブ
Sexが男より好き…

それは、実際、男なんかいらないけど

Sexだけしたい。

女の私とSexするのは

男だけ。

男は私がSexする為だけの道具…

そう思ってた。




「そろそろ七海の希望通りにホテル行くか?」

紙袋をゴッソリと両手に持つ玲二。

その中には、
いらない。と言ったのに玲二が好みで選んだ私の服とか
自分の服…

靴や帽子なんかも買ってた。

「玲二。ホテル行くって事は、ヤルって事?」

「さぁ…?それは、七海次第。」

「何で?」

「どこのホテルがいいの?」

「…ヤルだけなんだから、どこでもいい。」

「ヤルかどうかなんてわかんないよ?」

「って言うか普通ヤルだろ。」

「七海は、俺の言った事を全然わかってないなぁ…
玲ちゃん、困っちゃうわぁ。」

フーとため息をつく玲二。


ってか…

「自分で、玲ちゃんとかキモいんだけど。」

「おぉ。そうか。
したら、露天風呂あるラブホ行くか。
前から一回、行ってみたかったんだよね。」


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