ヴァイブ
少し高飛車な言い方が、
私の気持ちを察していてくれている様で嬉しかった。
「…ありがとう。」
お礼を言うと、
「ホラ、また!
あんたをそこまでさせる高見 玲二にも興味あるし。」
フフっと笑った。
だけど…
琴子が言う事も、自分自身でよくわかる。
私は、素直に自分の気持ちを出したりしない。
待ってる事も嫌いだ。
待ち合わせに、五分でも遅れたら、
かなりキレる。
それが男なら、もうそこで終わりだ。
それなのに…
こんなに待ってでも会いたい…
…何で…?
自分でもわからない。
Sexがしたい為…
それが目的。
―――目的のハズだけど
私のナカの何かが…
微動する。
まだまだ緩くて、
なかなか気付けない様な振動。
私は、
それ以上、振るわせない様に
必死で抑えつけながらも
タカミ レイジに会う事を
待ちわびている。
私の気持ちを察していてくれている様で嬉しかった。
「…ありがとう。」
お礼を言うと、
「ホラ、また!
あんたをそこまでさせる高見 玲二にも興味あるし。」
フフっと笑った。
だけど…
琴子が言う事も、自分自身でよくわかる。
私は、素直に自分の気持ちを出したりしない。
待ってる事も嫌いだ。
待ち合わせに、五分でも遅れたら、
かなりキレる。
それが男なら、もうそこで終わりだ。
それなのに…
こんなに待ってでも会いたい…
…何で…?
自分でもわからない。
Sexがしたい為…
それが目的。
―――目的のハズだけど
私のナカの何かが…
微動する。
まだまだ緩くて、
なかなか気付けない様な振動。
私は、
それ以上、振るわせない様に
必死で抑えつけながらも
タカミ レイジに会う事を
待ちわびている。