ヴァイブ
舌で口を開けられ、そのまま舌が入ってくる。

「…っ…んっ…」

吐息を漏らしながら、

ちゃんと、手順は踏むんだ。

心は、どこか冷静だ。


トオルは、私の足の間に入って、
最終段階へと進めようとした。

私はすかさず、

「ゴムはつけて。」

コンドームが入ってる小物入れを指差した。

トオルは、少しイヤそうな顔をしながら、

「生がいいのになぁ…」

とグチりながら、コンドームを取って、つけてから
私の中に入って来た。


「…っ…んぁ…ふっ……」

ズンズンと腰を振られて、

合わす様に出る声。

遊びなれてる分、女の身体の扱いには慣れてるのがわかるSex。


でも、今日もまた、
私はイケない…


Sexが終わった後、
トオルはタバコに火をつけた。

私は、さっさと服を着る。

「ねぇ、ケー番教えてよ。ミキみたいな軽い女、大歓迎。セフレになってよ。」

煙を吐きながら、トオルは言った。

「私、携帯は持ってないの。もう二度と会う事もないから。じゃあ…」

言い残して、帰ってく。
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