ヴァイブ
私は、振り向きもせずに
「ふ~ん。じゃあ、勝手に待たせてもらう。」
ソファーに腰をかけた。
響は、向かい側の床にクッションを引いて座る。
「いや~、ホント玲二スゴいな。」
響の言葉に
「はっ?何いきなり?」
この男とは、あまり話したくない思いも混ざって、冷たい態度。
「玲二が、七海は、きっとまた来る。って言ってたんだよね。」
…?
「何で?って聞いたら、そんな気がするからとしか言ってなかったけど、
本当に来るなんて玲二の勘はスゴいなぁ~。」
「あっそ。」
響の話は、右から左に流しながら、
鞄から携帯を取り出して、いじりだす。
待ってる間、ヒマだからテトリスでもやってよう。
響の視線を感じるけど、完全に無視状態。
「…友達を襲うって言ったから怒ってるの?」
響の質問に
わかってんじゃん。
心の中で返事する。
「あれは、冗談だよ。」
はっ?
「あん時、玲二がアイコンタクトで、話を合わせろって言ってたから、連れてこうとしただけだよ。
実際、何もする気なかったし。」
「嘘つき。寝込み襲うの好きだってヤラシイ目つきで言ってただろ。」
「ふ~ん。じゃあ、勝手に待たせてもらう。」
ソファーに腰をかけた。
響は、向かい側の床にクッションを引いて座る。
「いや~、ホント玲二スゴいな。」
響の言葉に
「はっ?何いきなり?」
この男とは、あまり話したくない思いも混ざって、冷たい態度。
「玲二が、七海は、きっとまた来る。って言ってたんだよね。」
…?
「何で?って聞いたら、そんな気がするからとしか言ってなかったけど、
本当に来るなんて玲二の勘はスゴいなぁ~。」
「あっそ。」
響の話は、右から左に流しながら、
鞄から携帯を取り出して、いじりだす。
待ってる間、ヒマだからテトリスでもやってよう。
響の視線を感じるけど、完全に無視状態。
「…友達を襲うって言ったから怒ってるの?」
響の質問に
わかってんじゃん。
心の中で返事する。
「あれは、冗談だよ。」
はっ?
「あん時、玲二がアイコンタクトで、話を合わせろって言ってたから、連れてこうとしただけだよ。
実際、何もする気なかったし。」
「嘘つき。寝込み襲うの好きだってヤラシイ目つきで言ってただろ。」