ヴァイブ
お小遣いは、十分に貰っていたけれど…

広い家で一人は、

寂しかった。




ボストンバックに、予定していた荷物を詰め込んで、

【暫く、友達の家に住む。 七海】

置き手紙をしてから家を出た。


心配…とかするのかな。

…しないよな。


あの時から、父は私に無関心になった。

だから、少し家を空けるぐらいどうって事ない。


外泊する事は、何回もあったけど
この家以外に住むと言う事は、初めてだ。


目的、タカミ レイジ…

玲二とSexしたらまた戻ってくるのかな?


そんな事は、わからない。


だけど、今はとにかく玲二の家へと足を進めた。


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