ヴァイブ
「仕事で使う物を取りに来たら、置き手紙があったから電話したんだ。」
「ふ~ん。」
「とっ…友達って誰だ?」
「言ったってわかんないだろ。」
「住むって家はどの辺なんだ?」
「何で、教えないといけないんだよ。」
「自分の娘が世話になるんなら挨拶ぐらいしないといけないだろ!」
「いらねぇよ!じゃあな!」
「…っおい!ななっ…!」
ピッ―
父親が何かを言ってたけど、勝手に電話を切った。
また、すぐに父親からの着信が鳴ったけど、取らずに放置してお風呂に入る。
湯船につかりながら
予想外の反応だ…
何も言ってなんか来ないと思ったのに。
丁度いい温度で、体を暖める。
それに、何であんなに慌てた風なんだろう?
いつもは、無関心で何をやっても口出しなんかしなかったのに…
わけがわかんない。
「あ~。サッパリ。」
バスタオルを体に巻き付けて
冷蔵庫の中に入ってた缶チューハイを開け
ソファーに腰かける。
濡れた髪をタオルでわしゃわしゃと水分を拭き取る様に、手を動かす。
一緒に暮らすって
自分から押しかけたけど、
玲二は、夜は仕事なんだよな。
昼は、寝てるだろうし…
「ふ~ん。」
「とっ…友達って誰だ?」
「言ったってわかんないだろ。」
「住むって家はどの辺なんだ?」
「何で、教えないといけないんだよ。」
「自分の娘が世話になるんなら挨拶ぐらいしないといけないだろ!」
「いらねぇよ!じゃあな!」
「…っおい!ななっ…!」
ピッ―
父親が何かを言ってたけど、勝手に電話を切った。
また、すぐに父親からの着信が鳴ったけど、取らずに放置してお風呂に入る。
湯船につかりながら
予想外の反応だ…
何も言ってなんか来ないと思ったのに。
丁度いい温度で、体を暖める。
それに、何であんなに慌てた風なんだろう?
いつもは、無関心で何をやっても口出しなんかしなかったのに…
わけがわかんない。
「あ~。サッパリ。」
バスタオルを体に巻き付けて
冷蔵庫の中に入ってた缶チューハイを開け
ソファーに腰かける。
濡れた髪をタオルでわしゃわしゃと水分を拭き取る様に、手を動かす。
一緒に暮らすって
自分から押しかけたけど、
玲二は、夜は仕事なんだよな。
昼は、寝てるだろうし…