バカモンのスゝメ【短編】
不意に辻霧が口を開く。
「なあ『猫まっしぐら』ってキャッチコピーあるじゃん。あれが『猫まっぷたつ』だったらどうする?」
「どうもしねーよ。ってかどうこうしようがあるのかよ」
「だって猫まっしぐらになるはずの所でまっぷたつになったら困るんじゃね?」
「猫のエサで猫がまっぷたつになってたまるか。そんな危険な商品発売されねぇわ」
「そんなんわからんじゃん」
「いやそれはわかれよ」
「良く考えてみろよ」
「考えるのがメンドクセーぐらいどーでもいいわ」
もうホントどーでもよすぎて生倉は誰かに助けてほしかった。
ヘルプミー
しかしどんな神も救いの手を差し伸べてはくれない。
当たり前である。
「なあ『猫まっしぐら』ってキャッチコピーあるじゃん。あれが『猫まっぷたつ』だったらどうする?」
「どうもしねーよ。ってかどうこうしようがあるのかよ」
「だって猫まっしぐらになるはずの所でまっぷたつになったら困るんじゃね?」
「猫のエサで猫がまっぷたつになってたまるか。そんな危険な商品発売されねぇわ」
「そんなんわからんじゃん」
「いやそれはわかれよ」
「良く考えてみろよ」
「考えるのがメンドクセーぐらいどーでもいいわ」
もうホントどーでもよすぎて生倉は誰かに助けてほしかった。
ヘルプミー
しかしどんな神も救いの手を差し伸べてはくれない。
当たり前である。