崩壊家族
1-4.やり直さないか?
服部くんと一緒にきたのは、ホテルの中にあったバーだった。
「久しぶりだな。
松嶋と一緒に過ごすのって」
「そうね、高校の時以来ね」
私は返事をした後、カクテルを1口飲んだ。
「――美味しい…」
あまりのカクテルの美味しさに、思わず声が出てしまった。
「チェリーブロッサムって言うカクテルなんだ」
「へえ」
宝石のように輝くそれを眺めていたら、
「うまく、行ってないんだろ?」
服部くんが言った。
そう言った彼に思わず視線を向けると、心配そうな顔が目の前にあった。
「――どうして…?」
私、そんなこと一言も言っていないのに。
「久しぶりだな。
松嶋と一緒に過ごすのって」
「そうね、高校の時以来ね」
私は返事をした後、カクテルを1口飲んだ。
「――美味しい…」
あまりのカクテルの美味しさに、思わず声が出てしまった。
「チェリーブロッサムって言うカクテルなんだ」
「へえ」
宝石のように輝くそれを眺めていたら、
「うまく、行ってないんだろ?」
服部くんが言った。
そう言った彼に思わず視線を向けると、心配そうな顔が目の前にあった。
「――どうして…?」
私、そんなこと一言も言っていないのに。