敬語で話そっ!
英語の教科書を抱えて教室に戻ろうとする尚道くんが急に私の視界から消えた。
目線を下に移すと廊下にうつ伏せに広がっていた。
身長が180もある人が廊下に広がっていたらかなり邪魔
そしてかなり目立つ
でも誰1人として心配していない。
それもそのはず。
だって尚道くんは最低でも1日に3回は転んだりするから。
だから周りももちろん本人も慣れている。
平然と立ち上がって散乱した教科書を広い集めて尚道くんは席に戻る。
今だよね?今が話しかけるチャンスのはずだよ!!
大丈夫?って心配すれば好感度も一気に上がるよね…
いけ!言わなきゃはる!!
「だい…」
キーン コーン カーン
せっかくの決意も虚しく私の声は授業開始のチャイムによってかき消された。
目線を下に移すと廊下にうつ伏せに広がっていた。
身長が180もある人が廊下に広がっていたらかなり邪魔
そしてかなり目立つ
でも誰1人として心配していない。
それもそのはず。
だって尚道くんは最低でも1日に3回は転んだりするから。
だから周りももちろん本人も慣れている。
平然と立ち上がって散乱した教科書を広い集めて尚道くんは席に戻る。
今だよね?今が話しかけるチャンスのはずだよ!!
大丈夫?って心配すれば好感度も一気に上がるよね…
いけ!言わなきゃはる!!
「だい…」
キーン コーン カーン
せっかくの決意も虚しく私の声は授業開始のチャイムによってかき消された。