敬語で話そっ!
第2章
◆傘
数学の授業が始まってから尚道くんは教科書を間違えていた事に気付いた。
数学…それは私が嫌いな教科No.1
眠気と格闘するだけのこの授業は斜め前の席の住人を観察するに限る。
真面目に授業を受けるその横顔は真剣そのもの。
あのドジで天然なへらへら顔とは全く違う。
でもこれがモテない理由⑤なんだよね…
学校1の秀才
テストは常に90点以上。
授業態度は真面目。
まさに理想の生徒像
友達は尚道くんを堅すぎるガリ勉と評価するけど私はそんなこと思わない。
確かに真面目だと思うし性格浮きまくりだけど
笑った顔が最高に可愛いんだ。
あの人懐っこい笑顔で笑いかけてくれないかな…
そんなことを考えながら私は夢の世界へと足を踏み入れた。
数学…それは私が嫌いな教科No.1
眠気と格闘するだけのこの授業は斜め前の席の住人を観察するに限る。
真面目に授業を受けるその横顔は真剣そのもの。
あのドジで天然なへらへら顔とは全く違う。
でもこれがモテない理由⑤なんだよね…
学校1の秀才
テストは常に90点以上。
授業態度は真面目。
まさに理想の生徒像
友達は尚道くんを堅すぎるガリ勉と評価するけど私はそんなこと思わない。
確かに真面目だと思うし性格浮きまくりだけど
笑った顔が最高に可愛いんだ。
あの人懐っこい笑顔で笑いかけてくれないかな…
そんなことを考えながら私は夢の世界へと足を踏み入れた。