敬語で話そっ!
「やったじゃんはる!あんた尚道<なおみち>と席近いじゃん」


大声で私の秘密を話始めた親友を私は慌てて黙らせた


「ちょっ!?優香<ゆうか>止めてよ!!声大きいって」


私が必死になって止めてるのに優香はニヤニヤと面白がっている



「大丈夫だって。周りに人なんていないでしょ」


確かに幸いなことに周りに人はいない


「そういう問題じゃないの」


私はそう言って近くにあった石を優香に蹴った



「まぁまぁ落ち着きなさいって。それより尚道とは何か話したわけ?」
< 3 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop