敬語で話そっ!
「だーかーらー!
あんたにメアドを教えてイイか尚道に直接言うの!!」


忘れてた

優香と尚道くんは同じ中学だったんだっけ…


「やめて!!そんなの尚道くんに私が尚道くんのこと好きって言ってるのと同じ様なことじゃん」



私は優香から携帯を奪おうとする




「だってあんたは尚道の事が好きなんでしょ?」


取り敢えず今すぐメールを送るのは止めたらしく優香は携帯をポケットにしまった




「好きだけど…今のこの関係を崩したくないし…」



「まだ何の関係にもなってないでしょ」


そういって優香はまたポケットから携帯を取り出した



このままじゃ本気でメールを送られる!!



「じゃあ明日!明日こそは話しかけるからだからメールは待って!!」



深く拝んでから顔を上げるとそこにはニヤニヤと笑う茶色い長い髪をした少しチャラい優香の顔があった



はめられた
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