大好きな君へ言いたいこと。

原因は…

―昨日

~♪

携帯がなった。


そういえば、中学入ってからたくさん交換したなぁ…。

そう思いながら
メールを開くと、思いもよらない内容だった。


from: 嶺

なぁ
俺、お前の事好きかも知れん。


「え、、」

私は思わず携帯をベットの上に落としてしまった。

でも
すぐに拾って返事をした。


dear:蒼空

ごめん。


傷ついたかな…?
でも…
恋ってよくわかんない。

だから…
嶺、ごめんなさい。

怒っていいよ。嫌いになっても。


そう思ってたらなんだか涙が出てきた。

全ての糸が切れて泣き崩れた。
けど、
声を殺して泣いた。
隣の優輝に聞こえないように…。


でも
涙はすぐに止まった。


~♪

また鳴った携帯…。
私は、恐る恐る携帯を開く。


from: 嶺

大丈夫♪
俺はまだ好きかもってくらいだし
気長に想ってるよ☆


ありがとう。
嶺は、優しいな…。

そのときには、もう、
涙は一粒も出てこないくらい、笑えていた。


Dear: 蒼空

ありがとう☆


嶺には、感謝してる。
今は…
今は感謝以外の別の感情は無いけど
いつか嶺みたいな人に恋したい。

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