君に祝福を…【短編】



「今までのお礼だよ!有りがたく受け取ってよねぇ〜優也さん!」



「それは光栄だ。幸せになれよ真子…」


頭をよしよし撫でてあげた。


「うん。そっちもね!じゃあね…」



手を振ってくれた真子は、最後の言葉を残しドア閉めて旅立っていった――。



俺は真子がいなくなった玄関で一粒の涙を流した…。



――――


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