妖戦記








それから、私は彼が泣き止むまで一緒にいた。





授業は、余裕で始まったけど…








夾「ん?
  チャイム?


  授業?」

魅「これは、授業終わりのチャイム。


  ほら、教室帰るよ」









そういって教室に帰ると教室が一瞬静まり、担任が驚いたような目をこちらに向けた








魅「先生ごめんなさい


  学校案内してたら遅れた」

先「え、遅れたとかの問題じゃないよね?

  もう授業終わってるもん、遅れたってレベル超えてるよ」

魅「だって、この人が途中で拾い食いとかするから…」

先「地倉は犬ですかァァァァアアア?!

  そんなことするわけないでしょ!!」

夾「ごめんなさい先生!」

先「そこで謝るって拾い食い肯定してるんだよいいの!?

  ねえ地倉本当にそれでいいの?!」






先生の突込み今日はさえてるねー





そういいながら席に着いた。


すると今日も私の後ろに並ぶ。








魅「夾。ここじゃないでしょ、ハウス」

夾「はーい!」

先「地倉アアアアアアァァァァァアアア!!!

  お前本当にそれでいいのかアアァァア!!!!!」







席に着く夾。
皆は思った。






(((さっきの時間に何が起こったのだろう…)))










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