妖戦記










ドギャァァアーーーーンッ!!!!!!!!!!!!









魅「!!!な、何!?!?」







飛び起きてふすまを開けて庭を見ると、庭に大きな黒いアヤカシがいた。



低いうめき声を出しながら、近寄ってくる。






この屋敷に大きな結界を張っているはずなのに…








魅「…やぶるたぁ…いい度胸じゃん?」






にやりと笑い、アヤカシに近寄る。すると、突然肩をたたかれた






魅「な…!夾!?」

夾「…な、んだこれ…」

魅「!?
  見えるの?!」








夾は私の服の袖を握っていた。








夾「…え、見えるけど」

魅「あなたの匂いを嗅いできたのかも、ね…


  アヤカシの見える人間は美味しいらしいから」










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