ホントの恋



「な、なんでもないよ!」


ばっちり合った視線を


素早く外した。


…い、今のは失礼だよね?


そう思ってもう一回


裕也くんの方を見た。


「大丈夫だから、ね?」


私はもう一度そう言った。



< 19 / 34 >

この作品をシェア

pagetop