キレイをつくる保健室

ああ、この子の笑顔は可愛いし、やっぱりキレイ。



あたしはナミをキレイにするから。


そして、もっと良い男と会わせるから。



「ナミ」

あたしはベッドにメイク道具を持って、近づく。


ナミのとなりに座って、横からナミを抱き締めた。


「キレイになるメイクしよ。ね」



うん。


うなづいたナミが涙を拭きながら言う。


「あたし、キレイになりたい」



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