男子校の姫は極道少女
柚「はい、今日はお疲れ様でした!なんと、売上がこのクラスが1位だったようだ。まぁ当然だな!旅行行けるぞ~!姫華と昇龍に感謝しろよ♪」
「「アザーッス!!」」
不良が一気に頭下げてきた。大したことしてないけどね?
柚「姫華と昇龍はよく働いたから片付けやんなくていいぞ!他は片付けて解散な!」
「「はーい」」
姫「ユズ君、良いの?」
柚「ああ。それに何かあったんだろ?今日は早めに休め」
姫「あ、ありがとう」
ユズ君は何でもわかってしまうようだ。
爽「姫華ちゃん!お疲れ様♪」
姫「う、うん。お疲れ様。」
清「姫華ちゃん?疲れちゃった?」
姫「そう、だね…疲れちゃったかも」
陸「平気か?」
皆心配して集まってくれた。彼らに話して良いのかな?余計に心配かけちゃいそう。
海「余計な遠慮はするなよ?姫華」
海斗が私の顔を覗き込んできた。
海「お前が何か隠してるのなんかわかるんだから。何かあるんなら話せ。その方が安心する」
姫「……うん。」
真剣に言う海斗に、思わず頷いていた。