あなただけ
全てのことを話し終えて、私は気がついた・・・。
涙が・・・止まらなくて、いつの間にかベットの布団は
一部分が湿っていた。
「姉ちゃん、今聞いてて思ったけど
ちゃんと確かめた方が良いぜ?好きな奴に。」
「なんて聞いたらいいかわからないよ・・・。」
「じゃぁ姉ちゃんの気持ち伝えろよ。
自分の気持ちに嘘ついて先に進もうとしても
全然進めないと思うけどな。」
「そう、かな。でも・・・」
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