あなただけ
私の家の前につくと、ばいばいの時間。


何となく寂しい。


こんな私の気持ちは恵にはバレバレみたいで・・・。


「そんな寂しそうな顔すんなや?


また明日学校で会えるやろ?」


「うん。そうだよね。」


「それに、今日はこのクマも買えたんやし。」


そう、私と恵にはこのキーホルダーのクマがある。


私たちが恋人である証のようなもの。


いいえ、証なの。


「そうだよね。今日のデートすごく楽しかった。


ありがとね、恵。」


「俺も、メッチャ楽しかったわ。さんきゅうな。


また・・・デートしよな!」


「うん!絶対デートする!」
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