あなただけ
家に戻ると、お母さんがリビングから出てきた。
「どうしたの!?」
私は何も言わず自分の部屋へ向かった。
そして、部屋の鍵を閉めて
1人で泣いた・・・。
その日は、部屋に閉じこもった。
お母さんが心配して来てくれても
部屋は開けなかった。
・・・1人になりたかったから。
そして、いつの間にか寝ていた私は
カーテンの間から入ってくる
太陽の光で目が覚めた。
本当に1日こもってしまったんだ。