あなただけ

家に戻ると、お母さんがリビングから出てきた。


「どうしたの!?」


私は何も言わず自分の部屋へ向かった。


そして、部屋の鍵を閉めて


1人で泣いた・・・。


その日は、部屋に閉じこもった。


お母さんが心配して来てくれても


部屋は開けなかった。


・・・1人になりたかったから。


そして、いつの間にか寝ていた私は


カーテンの間から入ってくる


太陽の光で目が覚めた。


本当に1日こもってしまったんだ。

< 22 / 287 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop