あなただけ
恵が先に帰った後、私はゆっくりと家路についた。
部屋に入ってすぐにベッドに倒れた。
今日のことでよっぽど疲れたみたいで。
それにしても良くしゃべったし、笑った。
ホントに私、いつから
笑ってなかったのかな。
久しぶりに心の底から笑えたような気がする。
楽しくて、楽しくて
もっとあの時間が続いてほしかった。
恵と、まだ話してたかった・・・。
なんでこんな気持ちになるんだろ・・・。
恵と話してただけなのに。
今までとは全然違うの・・・。