龍とわたしと裏庭で④【クリスマス編】
三階について、導かれるままに圭吾さんの部屋のソファーに座った。
「目が真っ赤だ」
圭吾さんは顔をしかめて、親指でわたしの目の下をなぞった。
それから少し顔を傾けてわたしにキスをする。
わたしは両手を圭吾さんの首の後ろに回した。
ゆっくり押されて倒れ込んだ体の上に、圭吾さんが覆いかぶさった。
キスがだんだん熱っぽくなって、頭が麻痺したみたいにボウッとなる。
思わずため息混じりの声が漏れた。
その途端、ガバッと圭吾さんが起き上がった。
「ゴメン、少し……少しだけ仕事をしてきていい?」
圭吾さんの声は妙にかすれていた。
「今日はお休みだって言ったじゃない」
「ほんのちょっとの間だから」
わたしの髪を撫でる手が微かに震えている。
「頼む。一息つかせてくれ。今まで相手を無理矢理に抱いた事はないんだ」
えっ?
って事は、ついに圭吾さんをドキッとさせることができた?
でも、どこでそうなったのか、さっぱり分からない。
ああ……やっぱダメじゃん、わたし
「目が真っ赤だ」
圭吾さんは顔をしかめて、親指でわたしの目の下をなぞった。
それから少し顔を傾けてわたしにキスをする。
わたしは両手を圭吾さんの首の後ろに回した。
ゆっくり押されて倒れ込んだ体の上に、圭吾さんが覆いかぶさった。
キスがだんだん熱っぽくなって、頭が麻痺したみたいにボウッとなる。
思わずため息混じりの声が漏れた。
その途端、ガバッと圭吾さんが起き上がった。
「ゴメン、少し……少しだけ仕事をしてきていい?」
圭吾さんの声は妙にかすれていた。
「今日はお休みだって言ったじゃない」
「ほんのちょっとの間だから」
わたしの髪を撫でる手が微かに震えている。
「頼む。一息つかせてくれ。今まで相手を無理矢理に抱いた事はないんだ」
えっ?
って事は、ついに圭吾さんをドキッとさせることができた?
でも、どこでそうなったのか、さっぱり分からない。
ああ……やっぱダメじゃん、わたし