龍とわたしと裏庭で④【クリスマス編】
「お姉ちゃん、今日は司先生来る?」
美月がきいた。
「え? ええ、後で来るわ。どうかした?」
「ちょっとお願いがあるの。常盤さんはまだいる?」
「いるわよ。お父さんが帰って来て、今、二人でお話中よ」
じゃ、後は頼んだわ美月
「わたし、玄関で圭吾さんを待ってます」
わたしがそう言うと、優月さんが『まあ、ダメよ』と言った。
結局、居間に通されて、美月のお母さんが、お茶とお菓子を出してくれた。
美月が、龍の冬越しの事をとうとうと語りだす。
「この子、学校でもこうなんですか?」
お母さんが半ば呆れたように言った。
普通のおうち
子煩悩なお父さん
学校の様子を心配するお母さん
時々里帰りしてくる優しいお姉さん
素敵なおうち
いつか、わたしもこんなふうに家族を持つわ
美月がきいた。
「え? ええ、後で来るわ。どうかした?」
「ちょっとお願いがあるの。常盤さんはまだいる?」
「いるわよ。お父さんが帰って来て、今、二人でお話中よ」
じゃ、後は頼んだわ美月
「わたし、玄関で圭吾さんを待ってます」
わたしがそう言うと、優月さんが『まあ、ダメよ』と言った。
結局、居間に通されて、美月のお母さんが、お茶とお菓子を出してくれた。
美月が、龍の冬越しの事をとうとうと語りだす。
「この子、学校でもこうなんですか?」
お母さんが半ば呆れたように言った。
普通のおうち
子煩悩なお父さん
学校の様子を心配するお母さん
時々里帰りしてくる優しいお姉さん
素敵なおうち
いつか、わたしもこんなふうに家族を持つわ