愛のない世界なんてない
「………大人ナメるんじゃねぇぇぇぇぇ!」

私は圭を殴ろうとしたらスカッとかわされた。
そして圭はムカつく程笑顔を絶やしてない。
「もう年だろ。すぐ死ぬから安心してよ」
と言って私の首を締めた。っぽい感触がした。
「ちょ…っと………」



すると不思議な感触がした。
なんかねー、飛んでるみたいなフワフワしてるようなフラフラしてるような。
とても不思議な不思議な感覚だった。
あーあ…………遂に死んじゃったか…………。






パチッと目が覚めた。
「あれ…………なんだ………」
私は寝ながら台所から落っこちていた。
「なんだ!私ピンピンしてるじゃあん」
と言いつつゆっくりとパンの上で起き上がった。
パンは袋の中でぐちょぐちょになっていた。
「あーもうまた……万引きしなきゃあ……」
と言って完璧綺麗に起き上がった。
そして次は部屋に行って静かに寝た。
さっきの夢は圭との喧嘩に繋がるのかな?
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