愛のない世界なんてない
あとここにいれるのは三日だぁ…。
やだな。
「圭…」
「はい?」
「もう意地悪しないで」
圭を睨んだ。
「さぁ~?どうかなぁ」
そう言ったら圭は私の元にやってきた。
「もうすぐオオカミになっちゃうかも♪」
そう言ったら圭はまた部屋に戻った。
「そんなんやだぁ……」
私は頭を抱えた。
「どーしたんだよ、うるさい」
私の肩をぽんっと叩いたのは裕次だった。
「あぁ~もう最悪…」
「もういい加減さ、襲われる側になっちゃえよ」
「うっさぁぁい!!」