愛のない世界なんてない
「宮迫君……どうしたのよ?」
「いや東雲見つけたらつい…な!」
宮迫はははっと照れたように頭をかきながら笑った。
「久しぶりだねー本当に」
「会えて良かった!」
「は?」
宮迫のこの言葉にビックリする。
「実は…高校の頃言い忘れてたんだけど………」
「あー!もうこんな時間!ほらっ、宮迫君、早く行くよ!?」
もう七時を回っていた。
私は急いでたから思わず宮迫の手を引っ張って一緒に走ってしまった。
カツカツと鳴るハイヒールの音。
カスカスと鳴るコンバスの靴の音。
それをずっと聞いてから高校に着いた。
「宮迫君……着いたよ」
「今…何時?」
二人はずっと息切れをして疲れていた。
「……7時15分………」
少し顔が青ざめた二人。
「……早く行こう…」
「待って、ゆっくりね」
そしてゆっくり足を踏み入れた。
あー、宮迫変わった。
歩き方と後ろ姿が。
宮迫ってこんなかっこいい後ろ姿してたっけなあ?
なんだかドキドキしちゃうじゃん。
こんな変わったら。
………ってダメダメ!
宮迫好きになったら結婚後、宮迫華芽になっちゃう!
「結構合ってるし!」
なんか声に出しちゃった。
「……何が合ってるの?」
「え!?いや、あの……向こうの人の制服制服!」
「それ言うなら似合ってる。でしょ?」
「あ…そ、だね」
私はははっと笑った。
高校までは私がボケてたら宮迫はあはは、そうだねって言うだけだったのに…。
「いや東雲見つけたらつい…な!」
宮迫はははっと照れたように頭をかきながら笑った。
「久しぶりだねー本当に」
「会えて良かった!」
「は?」
宮迫のこの言葉にビックリする。
「実は…高校の頃言い忘れてたんだけど………」
「あー!もうこんな時間!ほらっ、宮迫君、早く行くよ!?」
もう七時を回っていた。
私は急いでたから思わず宮迫の手を引っ張って一緒に走ってしまった。
カツカツと鳴るハイヒールの音。
カスカスと鳴るコンバスの靴の音。
それをずっと聞いてから高校に着いた。
「宮迫君……着いたよ」
「今…何時?」
二人はずっと息切れをして疲れていた。
「……7時15分………」
少し顔が青ざめた二人。
「……早く行こう…」
「待って、ゆっくりね」
そしてゆっくり足を踏み入れた。
あー、宮迫変わった。
歩き方と後ろ姿が。
宮迫ってこんなかっこいい後ろ姿してたっけなあ?
なんだかドキドキしちゃうじゃん。
こんな変わったら。
………ってダメダメ!
宮迫好きになったら結婚後、宮迫華芽になっちゃう!
「結構合ってるし!」
なんか声に出しちゃった。
「……何が合ってるの?」
「え!?いや、あの……向こうの人の制服制服!」
「それ言うなら似合ってる。でしょ?」
「あ…そ、だね」
私はははっと笑った。
高校までは私がボケてたら宮迫はあはは、そうだねって言うだけだったのに…。