愛のない世界なんてない

「何よもうっ」

次は尋斗の部屋に入った。

「お邪魔するね」

入った。

「華ちゃん…」

「あ。どうも…


すると尋斗は立ち上がって私の元に来た。

「ごめん…今入んないで」


「えっ」




また追い出された。


「…仕方ない…」


私は家を出た。

朝の十時。
外の空は青かった。

おさんぽしたい気分だったから川に向かった。

「やっと解放感な感じだ」

ちょっぴり嬉しいや。











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