愛のない世界なんてない
「この前~空(子供)がぁ、私のことママじゃなくてババァって言ったのよ~」
雛は歩きながら愚痴を言う。
「育て方が悪いんでしょ」
ハッキリ言ってやった。
子供の話すんなバカ。
「この前~海斗(夫)がぁ~浮気しててぇ~」
雛は夫の話に変えた。
「離婚しろよ」
またハッキリ言ってやった。
「でもやっぱり嫌なんです~……海斗君カッコイイから別れたくないんですよ…」
「Σ顔で決めんなよ!」
どんだけ突っ込みしてんだろう、私。
「着きましたよ」
「私の話全部流したわね」
「最近家が綺麗なんですよ!」
「あんた耳大丈夫?」
「大丈夫ですけど」
こんな時だけ返事する雛がムカつく。
でも気にしないで私は雛の家へと一歩足を踏み入れる。
見渡す限り部屋とリビングを見てみると本当に綺麗だった。
「じゃあお茶出しますよ~。リビングの椅子に座ってください」
雛に言われたから私は椅子に座る。
「雛ちゃんー」
「なんですかー?」
雛がお茶の用意をしている間に話しかける。
「京都生まれの15歳の子と14歳の子はどんな感じだろう」
「やっぱ礼儀正しく綺麗な子だったりするんじゃないですかねー」
「……うーん……そうだといいなぁ……」
ボソッと言う。
雛は歩きながら愚痴を言う。
「育て方が悪いんでしょ」
ハッキリ言ってやった。
子供の話すんなバカ。
「この前~海斗(夫)がぁ~浮気しててぇ~」
雛は夫の話に変えた。
「離婚しろよ」
またハッキリ言ってやった。
「でもやっぱり嫌なんです~……海斗君カッコイイから別れたくないんですよ…」
「Σ顔で決めんなよ!」
どんだけ突っ込みしてんだろう、私。
「着きましたよ」
「私の話全部流したわね」
「最近家が綺麗なんですよ!」
「あんた耳大丈夫?」
「大丈夫ですけど」
こんな時だけ返事する雛がムカつく。
でも気にしないで私は雛の家へと一歩足を踏み入れる。
見渡す限り部屋とリビングを見てみると本当に綺麗だった。
「じゃあお茶出しますよ~。リビングの椅子に座ってください」
雛に言われたから私は椅子に座る。
「雛ちゃんー」
「なんですかー?」
雛がお茶の用意をしている間に話しかける。
「京都生まれの15歳の子と14歳の子はどんな感じだろう」
「やっぱ礼儀正しく綺麗な子だったりするんじゃないですかねー」
「……うーん……そうだといいなぁ……」
ボソッと言う。