愛のない世界なんてない
いざ京都
「飛行機乗ろう!」
圭に腕を引っ張られて私とお母様は飛行機に乗る。
それで席に座った。
「圭のいとこ気になるなぁ~」
そう言うとお母様は言った。
「じゃあ小さい頃の写真見る?」
ニコッと笑う。
「あ、いや…やっぱお楽しみで!」
私は遠慮した。
てか[初☆飛行機]
ドキドキするやぁ~。
「向こうに着く頃は10時になるわよ」
お母様の微笑みでちょっと安心する。
その間に圭は景色を見ていた。
そんな可愛い圭に若い女性が口出しをしたり興奮したりしていた。
ついにこんな人まで。
「あの…名前なんて言うんですか!?連絡先教えてくださいっ」
「あ、私も…」
「えー、じゃあうちもぉ」
圭の周りには若い女性が集まっていた。
有名人じゃないのに…(苦笑)
圭はそんな女性達に言った。
「うるさい。眠れない」
と。
若い女性達をキッと睨む。
それで圭の周りの女性達は自分の席に戻った。
私も眠いって思った。
寝れるのは二時間だから気持ちよく寝れるね…。
だからお休みをして二時間の間寝た。
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