愛のない世界なんてない
…朝。
咲ちゃんがきていた。
「あ、華芽さん。おはようございます」
咲ちゃんは頭を下げる。
「う、ん。おはよう…今日も…祐次んち来たんだね…」
どうしても昨日の事を言うのに動揺する。
「うん!でも祐次来てないなぁ…今日も学校なのに、何寝てんのよー」
咲ちゃんは呆れていた。
「祐次の部屋に行っても平気かなぁ?」
「さ、さぁ…分かんない…」
「そっかぁ……ね、華芽さん元気ないね?」
咲ちゃんは見抜いていた。
「」