愛のない世界なんてない


「そんなこと…「祐次…最近冷たいもん…っ!お弁当食べようって…言っても…っ断って理科室で…っ他の人と食べてる…っしかも最近全然…私の教室に来ない…」

咲ちゃんはたくさん泣きじゃくった。

「咲ちゃん…落ち着いて…一旦さ、様子見てみようよ…ね?」

私は咲ちゃんの背中をさすった。


今日はとてもズシリと体が重く感じる。



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