恋愛依存症
―10年前 ―(紀子22歳)
林野亨(27歳)は紀子がよく一人で飲みに行くバーの常連客だった。
183cm72㎏とスタイルはいいが
お世辞にも2枚目ではなく
無口で無愛想な印象のする男だった。
店で会えばお互い挨拶位は交わしたが
いつもお互い一人で飲んでいた。
マスターを通して、亨は紀子に話しかけるようになってきた。
ある日、
「今度一緒に映画に付き合ってほしい」
ととてもベタな誘い方をしてきた。
体格も良くコワ面なのに恥ずかしそうにしていた亨が可愛く見えてついOKした。
「これからも、たまに一緒に遊びに行こう」
と言われ友達としてならという事で付き合いが始まった。
付き合い始めて3ヶ月が経つ頃には
紀子には他に4人の男性がいた。
そう、紀子にとって恋愛は趣味のようなものだった。
14歳の時から周りに男がいなかった事はなかった。
林野亨(27歳)は紀子がよく一人で飲みに行くバーの常連客だった。
183cm72㎏とスタイルはいいが
お世辞にも2枚目ではなく
無口で無愛想な印象のする男だった。
店で会えばお互い挨拶位は交わしたが
いつもお互い一人で飲んでいた。
マスターを通して、亨は紀子に話しかけるようになってきた。
ある日、
「今度一緒に映画に付き合ってほしい」
ととてもベタな誘い方をしてきた。
体格も良くコワ面なのに恥ずかしそうにしていた亨が可愛く見えてついOKした。
「これからも、たまに一緒に遊びに行こう」
と言われ友達としてならという事で付き合いが始まった。
付き合い始めて3ヶ月が経つ頃には
紀子には他に4人の男性がいた。
そう、紀子にとって恋愛は趣味のようなものだった。
14歳の時から周りに男がいなかった事はなかった。