王子様の下僕





「大塚愛美さんだよね?」

「えっ…そうですけど」

私の名前を知っていることに
驚いて下を向いてしまった

すると榊先輩が私の顎を
持ち上げて上を向かせた

顔が近いんですけど///

そんなことを思ってる
私の気持ちも知らないで

榊先輩はそのまま
まっすぐな青い瞳で私をしばらく見つめた





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