王子様の下僕
あんなに美少女になったんなら
高校でもかなりモテて
そのうち誰かと付き合って
俺から離れて行ってしまうんだろうな
マズイ、なんか変だ俺…
そんなことを考えながら
飯を食べ終えて用意をしていると
メイクルームから
誰かが勢いよく出てきた
クリッとした目
綺麗な高い鼻
ピンクの血色のいいプルッとした唇
形が整った眉
色白で透き通った肌
サラサラしてるけど軽く巻いた髪
一瞬、姿を見ただけで
思わず息を飲んだ
そこにいたのは
更に美少女となってしまった
愛美だった