王子様の下僕





そう思いながら一階へ降りていくと
王子はいつもより優しい目で
私を見つめながら言った

「ごめんな」

---ドキドキと動悸がする

"こんな顔で言うなんて反則
誰だって動悸がするに違いないでしょ!!
わかってやってるの?"

「ごめんな「わかった、わかったから
アンタが素直になるなんて…
うっっっ…気持ち悪い」

動悸が更に増して目眩までしてきた

「き、気持ち悪いってなんだよ」

足元までフラフラしてきて
とうとう意識がそこで途絶えた-----





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