王子様の下僕
そしてさっさとブタ子を帰らせた後
すぐに神川に連絡して
実家に帰るついでに
ブタ子の家の真横の家を買い取せて
引っ越し業者に俺も付き添いながら
自分の部屋の家具を移動させた
後片付けを引っ越し業者に
指示したあと
ブタ子の家に向かって
歩きながら電話をした
「明日から毎日、朝の6時に俺の家にこい」
「6時って早過ぎ、春休みだし」
確かにそうだが
ダイエットのためだからと思い
「何かいったか?」
と聞かなかったことにした