星の降る街~俺等の場合~

俺は重たい屋上の扉を開いた。


そこには山梨しかいなかった。



山梨はまだ俺に気づいてないみたいだ。


俺は驚かそうとしてゆっくり近づく。



山梨はずっとデカい望遠鏡みたいなものを覗いていた。


「何見てんの?」

< 58 / 150 >

この作品をシェア

pagetop