星の降る街~俺等の場合~

山梨は子供みたいに声を出して泣いた。


自分のことを責めてばかりで俺には触れなかった。



俺は…

その光景を見てることしかできない。


ただ黙って見ることしか…。



「颯汰先輩…」


消えてしまいそうな小さな声が後ろから聞こえた。

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