Brute ―あいのうた、きみのうた―
それから何日も経たない内に、俺は香波に告白した。
それは過日の顔の染めあいで、香波が俺を憎からず思ってくれているだろうと自信を持ったのが一番の要因だった。
あれがあって、俺の中に隣の席だった頃あった『脈ありなんじゃね?』という思いが再燃した。
更にそれはその時以上の勢いも持っていた。
それは、ブルータスのあの曲が持たせたのだと思う。
あの時、あのタイミングで聴いてしまったあの曲は、ブルータスのデビューシングルで『決意』というタイトルのものだった。
『ここからどこへでも行ける。
それならどこかへ進んでいくことにも意味はある。』
やっぱりこれはラブソングだ。
告白の決意を示した歌。
俺と香波の関係は、これからどこへでも進んでいける。
だから言ったんだ。
「俺と付き合って。」
それは過日の顔の染めあいで、香波が俺を憎からず思ってくれているだろうと自信を持ったのが一番の要因だった。
あれがあって、俺の中に隣の席だった頃あった『脈ありなんじゃね?』という思いが再燃した。
更にそれはその時以上の勢いも持っていた。
それは、ブルータスのあの曲が持たせたのだと思う。
あの時、あのタイミングで聴いてしまったあの曲は、ブルータスのデビューシングルで『決意』というタイトルのものだった。
『ここからどこへでも行ける。
それならどこかへ進んでいくことにも意味はある。』
やっぱりこれはラブソングだ。
告白の決意を示した歌。
俺と香波の関係は、これからどこへでも進んでいける。
だから言ったんだ。
「俺と付き合って。」