笑い話にしたい恋
「はいどーぞ。」
そう言って近くに畳まれていた小さなテーブルを出し広げると、持ってきていた飲み物とお菓子を乗せ、私の前に出した
「ありがと」
私がそう言うと、卓斗君は私の隣に腰を落とした
これが普通だとでもいうような近さに、私は心臓の音が速度を増す
さらに近寄ってきた卓斗君に顔が赤くなっていくのがわかる
クスッ...
隣から、かすかな笑い声が聞こえ、卓斗君を見るとなぜかわからないが大爆笑していた