笑い話にしたい恋
「この子がお勧めしてた那美だよ」
水樹に体を押され、ある男の人の前に押し出される
目の前には、とっても顔が整った男の人
そんな彼に、ポーッと顔が火照る
「よろしく」
そう笑顔で言われ、
「よろしくお願いします」
焦りながら、私は頭を下げた
「かっこいいでしょ?水樹の双子のお兄ちゃんだよ」
「...えっ!嘘!?」
水樹の言葉に、思わず大きい声を出してしまった
それを見て、クスクスと笑う彼にまた顔が赤くなっていくのがわかる