笑い話にしたい恋
集合場所は、○×水族館の前
隣でウキウキしている水樹とは裏腹に、心が落ち着かない俺
「あ、来たよ!!」
水樹の指差す方向を見ると、じゃれ合いながらこちらに歩いて来る2人が見えた
やっぱり、わかんねぇ...
お前は、那美ちゃんが好きなんじゃないのか??
お前は、なんでデートをOKしたんだ??
あの時、あんな顔しときながら、お前は何を思ったんだ??
「おまったせ~」
明るく手を振る雄二の顔を見て、俺の気持ちはさらにもやもやするばかりだった