笑い話にしたい恋




「もうこんな時間か」


卓斗は、そう言って私の隣から立ち上がる


「出掛けるの?」


「雄二の家。」


え...


「なんか、話したいことあるんだとさ」


そう言って、だるそうに自分の部屋へ向かう卓斗の背中を見て思った


絶対、この関係はひどく絡まってしまう


なぜか、そう思ってしまった




< 67 / 197 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop