オレ様婚約者と甘いKiss【完】
頭をぽんぽんと軽く叩かれながら、優しい瞳でのぞきこまれると――…


あたしの、バカ。


ついつい、「ゆ…祐都」なんて、呼んでしまった。


「でも、でも。
これは――…
ずっと、あんたとかだと呼びにくいからだし。
それに、キスとかは、もういいから。
そういう事は好きな人と…」


両手をぶんぶん振って、清水祐都から逃げようとすると――…
< 103 / 420 >

この作品をシェア

pagetop