オレ様婚約者と甘いKiss【完】
あり得ないんですけど。


…っていうか、その前に――…。


「あたし、まだ。
祐都のこと、婚約者って認めたわけじゃないからっ」


唇をこぶしでぬぐって、清水祐都をにらみつけると――…


「はい、はい。
流されやすい、瑠衣ちゃん?」


バカにしたような声が降ってきた。
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