オレ様婚約者と甘いKiss【完】
「バーカ。
オレのは違う」


クスリと笑うと、清水祐都は、おみくじをあたしの目の前でひらひら揺らした。


「ほら、神様も言ってる」


「へ?」


「オレとの“結婚”は、したほうがいいってさ」


「…」


絶対、絶対、するもんか――っ!!!
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