オレ様婚約者と甘いKiss【完】
おずおずと、確認事項を口にすると――…


「おまえって。
本当にオレのことが好きなんだな」


バカにしたような声と――…


「イルミ見んなら、あったかくしないとな」


ふわりと。


祐都のマフラーが落ちてきた。


「ただでさえブサイクなのに、この上風邪でもひいたら、目も当てられねぇぞ?」


「…」


「ん?
あれ?
怒んねぇの?」

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